- 3月 25, 2026
身近な事故、特に手指の怪我について対策と受診の目安
湘南辻堂こどもクリニックです。
乳幼児ではできることが日に日に増え、思わぬ怪我が起きがちです。特に手指の怪我は、ドアを閉める際のすきまに挟まれることで起きることが多いです。
発生場所としては、屋内ドア、車のドア、窓、エレベーターの戸袋、エスカレーターの手すりベルト、折り畳みベビーカーのヒンジなどで報告が多いです。
そのほか、カッター、ハサミ、工具、洗濯機(下に潜り込んでモーターに手を挟む)などの事故で、指の切断に至る重大な怪我も起きています。
応急処置、受診の目安、応急処置、家庭での予防についてお話ししたいと思います。
切り傷の応急処置のポイント
①水道水で傷口の汚れをしっかり洗う
②清潔なガーゼで圧迫止血する
③絆創膏や包帯で傷口が開かないように固定する
受診の目安
・大きい傷、深い傷で神経や骨、皮下組織が見えている
・血が止まらない
・腫れて痛みが強い、腫れがどんどん悪化していく
・傷口に異物が残っている
小さな傷、異物でしたら当院で対応可能ですが、何針も縫う必要があるような場合や、画像検査が必要な場合は、対応可能な医療機関へご紹介とさせていただいております。
重大な怪我で、万が一手指が切断された場合
①濡れたガーゼで切断された体の一部を包む
②ビニール袋に入れる
③氷水入りの袋や容器に入れて医療機関へ持っていく
(切断指を直接氷水に入れると、組織が破壊されるのでやめましょう)
家庭での事故予防のポイント
・ドアの開閉時には、子供が近くにいないか確認しましょう
・蝶番(ちょうつがい)部に隙間防止カバーなど、指挟みを防止するグッズを取り付けましょう
・刃物や大きな力が働く工具は子供の手の届かないところに保管し、使用する際には子供が近くにいないようにしましょう
・エレベーター、エスカレーター付近では遊ばない、目を離さないようにしましょう
