- 1月 24, 2025
- 4月 16, 2025
「痛くない」新しいインフルエンザ検査NODOCA 〜カメラでAI診断〜
こんにちは。湘南辻堂こどもクリニックです。
今回は、検査機器のご紹介です。
インフルエンザの検査は鼻に綿棒を入れる検査がよく知られていますが、
最新の検査ツール「NODOCA」は、喉のカメラ撮影をするだけで診断できる、AIを利用した検査です。
厚生労働省に認可された、精度も高い検査になります(どの検査もそうですが、100%診断がつくわけではありません)。
患者さんにとって痛みを伴わない点で負担も少なく、写真を撮り終わるとすぐに判定が出るのもメリットだと思います。
鼻の検査は、発熱から最低でも12時間、できれば24時間経たないと陽性反応が出にくいですが、NODOCAは発症早期から検出可能と言われています。
対象年齢ですが、実際に当院で行なっている実績から、小学校低学年以下のお子さんには難しい、という感覚はあります。小学校高学年以降のお子さん〜大人で、鼻の検査は絶対に嫌・鼻血が出るのでできれば避けたい、という方には良い適応だと思います。
まず練習して、うまくお口を開けられないお子さんは、これまで通り鼻からの検査をお勧めします。
なお、注意点として、インフルエンザと判定されたかどうかのみが結果として出ますので、インフルエンザAかBかの区別はできません。
また、コロナの診断もできないため、コロナも検査したい方は、鼻からの検査となります。
特別な予約は不要ですが、診察のご予約時にWeb問診に「NODOCA希望です」とコメントを入れていただけますと、スムーズにご案内可能です。
ぜひご活用ください。
